2018/07/21
毎年恒例化している南会津遠征探索記です。
オオクワガタやヒメオオクワガタをメインに採集目的として、
有名産地である檜枝岐村や旧伊南村、舘岩村あたりをうろちょろしています。
初日、2日目と台風12号の影響で雨が降りやすい状況でした。
雨が降ってしまうと探索どころでは無いので、初日は旧伊南村と檜枝岐村の灯火採集事情を調べて来ました。
旧伊南村地区の状況
灯火を張りたくなるような所には看板があります。
勝手に灯火採集はできませんが、許可をもらえば大丈夫なようです。
南会津町宿泊施設宿泊者に限る。
民宿泊なら許可を貰えますが、希望日3日前からの予約制なので天気に左右されてしまいそうです。
小生みたいに無計画では実現が難しいかなぁ・・・
初めてなんだけど、灯火採集をやってみたい!って方は大桃地区の民宿でセットを貸し出ししてもらえる所もありますので是非泊まってみてください。
檜枝岐村の状況
禁止です。
全域で禁止です。灯火採集が公式に出来る所も無いと思います・・・
って事で・・・小生らはとある場所の地主さんに直接お願いする訳であります。
某有名H林道の状況
2日目は昼頃から晴れたのでヒメオオクワガタを狙って林道に入りました。
ここは車で入れたヒメオオクワガタを採集するのに絶好のポイント。
当時から路面はかなり荒れていますが、車高のある4WD車であれば突っ込んで探索ができましたが・・・
2018年7月現在は
一般車両通行止めです。
理由を調べるべく探索してみましょう。
歩いて上がるには結構シンドイですが、入ったらすぐにポイントがありますのでとりあえずヒメオオクワガタを狙うのは大丈夫です。
順調に分岐まで来ましたが、その奥はまたまた通行止めになっています。
そこから数キロ?進むと・・・
崩落しています。
車どころか人も厳しい感じ。
砂利が山になっていたので復旧作業中でしょうか?
しかしその崩落現場をトラバースして進んでみると・・・
道が細くて歩ける場所に水が流れています。
靴が濡れるけど仕方なく進んでいきます。
落ちたらヤバイです。
ヤナギがコンクリートに生えてる!?
なんかもう人が入ってはいけない領域ですが・・・
ミヤマクワガタが付いていました。
ヒメオオかと思ったらミヤマクワガタの♀
更に進むと長い網じゃないと届かない所にミヤマ
真夏はヒメオオよりミヤマの勢力が強いようです。
時期になれば同じポイントできっとヒメオオクワガタが捕れると思います。
もう行き止まり・・・これ以上はヤバイ。
完全に林道が土砂で埋まってしまっていて上に植物が生えている。
つまり、何年もこの状況だったのではないかと推測できます。
昔は奥只見湖まで抜けれたんだけどなぁ・・・
復旧するにしてもいつになるか分かりませんね・・・
まとめ
2018年度の奥会津エリアは如何でしたか?
クワガタ採集が年々厳しくなっていると感じているのは小生だけでは無いはずです。
逆に言うと
民宿泊なら堂々とオオクワガタ採集ができますね!
国道352号線、旧伊南村~檜枝岐は尾瀬の玄関口、会津駒ケ岳、燧ケ岳、帝釈山等の登山から檜枝岐川、伊奈川を本流とする渓流釣りや鮎釣り、キャンプなど自然を楽しむアウトドアとしてはスケールが違います。
クワガタ採集意外でも沢山魅力があります。
小生はキャンプですが、このエリアが大好きで毎年恒例で遊びに行っています。
遠方から行かれる方は、オオクワガタ・ヒメオオクワガタの採集状況が変わっている事を理解して楽しんでいただけたらと思います。