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多趣味な3児の父親である芋えもんが運営するアウトドアを中心としたブログです。

カブトムシ・クワガタの採集方法ってどんなのがあるの?

time 2018/07/23

カブトムシ・クワガタの採集方法ってどんなのがあるの?

カブトムシやクワガタを採集する方法は色々あります。

他にも採集方法があるかもしれませんが主な方法です。

樹液採集

もっともオーソドックスな採集方法かもしれません。

樹液に付いているカブトムシ・クワガタを採集する方法です。

日中はスズメバチが多く活動しますので注意してください。

主に夜間の樹液採集になるかと思います。

カブトムシやノコギリクワガタなどは夜間に活動しますが、ミヤマクワガタやヒメオオクワガタなどは日中も活動しますので、居る場所に行けばチャンスがあります。

採集のコツ

日中にポイントを複数探しておく

誰よりも先にポイントへ行く

木の裏や根っこ付近、目線より上のコブや木の分かれ目など樹液は色々な所で出ています。

夜間採集には明るいLEDライトやヘッドライトが必須になります。最近はコンパクトかつ明るく、スマホと同じmicroUSB充電式の便利な物も安価であります。
小生も使用しています。

蹴り採集

明るい時間帯に直接木を蹴って落とす採集方法になります。

もちろん居る場所ではないといけませんが、

ノコギリクワガタを狙う場合はコクワガタやスジクワガタあたりも一緒に、

ミヤマクワガタを狙う場合はアカアシクワガタあたりが一緒に捕れる場合が多いです。

ヒメオオクワガタも蹴りで捕れますが、後述するルッキング採集の方が無難です。

採集のコツ

朝早い時間帯の方が良い

キック力が必要ですが、揺らすより振動を与える事でクワガタが落ちます。

足場が良く拾い易い地面が理想です

(ブッシュがあったり足場が悪いとクワガタが落ちても拾えなかったり見失いやすくなってしまいます)

街灯採集

その名の通り街灯の下に飛来するカブトムシやクワガタを採集する方法です。

灯下採集とも呼ばれます。

主にミヤマクワガタやアカアシクワガタ、オオクワガタを狙います。

水銀灯が理想ですが近年では「虫を寄せない為」にLED化やオレンジの街灯が多く使われています。

この様な街灯はチャンスが多いです。

観光案内板などの蛍光灯もチャンス

オレンジの街灯はあまり虫が寄らないですが、周りに虫が飛んでいればワンチャン有り

LED街灯でもクワガタを含む甲虫系は割と居る

山沿いの橋やダムにある街灯は大チャンス

民家の明かりや商店の自動販売機なども飛んで来ますが、

人様の敷地に無断立ち入りや、車のアイドリングやドアの開け閉め、話し声などで煩くしたりなどの迷惑行為は絶対にしないでください。

採集のコツ

周りに明かりの無い真っ暗な場所にある街灯が狙い目。

街灯の明かりが照らされる木やブロック塀、壁なども要チェック。

特に壁などの白い所にクワガタが寄る。

場所によって濃い街灯とダメな街灯がある。

街灯の明かりの境界線(暗い所)にもクワガタは多い

(特にオオクワガタは明るい所より暗い場所に挟まっていたりします)

いつ飛来するか分からないので時間を置いて同じ場所を見たりする。

夜間採集には明るいLEDライトやヘッドライトが必須になります。最近はコンパクトかつ明るく、スマホと同じmicroUSB充電式の便利な物も安価であります。
小生も使用しています。

灯火採集(ライトトラップ)

カブトムシ・クワガタの習性を利用するライトを点けて採集する方法です。

主にオオクワガタを狙う方法ですが、カブトムシからミヤマクワガタまでほとんどの種類を採集出来る究極の方法になります。

ブナ帯がある場所ならオニクワガタやヒメオオクワガタまで採集できる場合があります。

水銀灯やHIDなどを点灯する訳ですが問題は多々あり、電源の確保が大変です。

正弦波インバーターの発電機+安定器+水銀灯(現在はメタルハライドランプ)が必要になりますのでかなりの初期投資が必要になります。

ワット数が高いと山一つ照らす事が出来たりしますが、点灯する場所もかなり選びます。

しかし、灯火採集で有名な

福島県南会津町(旧伊南村、舘岩村等)、桧枝岐村、只見町

新潟県入広瀬を含む魚沼市

などは(特例を除き)原則禁止となっています。

魚沼市や只見町については条例もあります。

2018年現在、旧伊南村については民宿利用のみ可です。

採集のコツ

その場所に合ったワット数で点灯する。

気温は18℃以上、月齢は新月、その他の場合は曇っていると良い。

ゴールデンタイムは20時半~21時半位。

ガスってしまったり雨だとちょっと辛いが飛来する時はある。

足場はアスファルトが良い、草むらや土では白い物を敷いた方が良い

広角とスポットを使い分ける

その他個人のアイデアが光るので色々試す

デメリットと注意

蛾や羽虫やカミキリムシ、その他の虫が沢山飛来しますので虫が嫌いな方には地獄です。

夜中まで点灯しない。

時期が遅いとカメムシ祭りで悲惨。

人様の家がある場所、敷地への侵入、禁止されている場所では絶対に点灯してはいけません。

後片付けを必ずしましょう。

夜間採集には明るいLEDライトやヘッドライトが必須になります。最近はコンパクトかつ明るく、スマホと同じmicroUSB充電式の便利な物も安価であります。
小生も使用しています。

ルッキング採集

その名の通り目で見て探す方法です。

主にヒメオオクワガタや、このページでは触れませんがルリクワガタ属を狙う方法になります。

長いネットや落とし棒があると便利です。

ブナ帯のある林道沿いのヤナギやカンバ類などを見ます。

主に標高1000メートル以上の空気で探索しますのでとても気持ちが良いです。

ヒメオオクワガタが付きそうなヤナギ群

ブナの原生林はまるでジブリの世界です。

野生動物・・・特にツキノワグマと遭遇する可能性がありますので注意が必要です。

採集のコツ

意外な所に付いていたりするのでとりあえず見る。

双眼鏡があると便利ですが、見つけても捕れない場合もある。

全ての木を見ると進まないし疲れてしまうので、ほどほどに見る。

ヒメオオクワガタが付いている場合は目立つから分かる。

狙いのクワガタが生息している標高を感じ取る。

経験が必要なので居た場所の雰囲気を覚えると他の地域でも活かせる。

材割り採集

狙ったクワガタの習性を利用して産卵する木を割る方法です。

下手に割ると狙ったのと違うクワガタの幼虫や他の幼虫などが出てきてしまうのであまりオススメしません。

まとめ

狙ったクワガタによって様々な方法がありますし、自分に合った採集方法があったりします。

どの採集でも大事なのは

現場に足を運んで経験を積む事

です。

ブログは参考程度の予備知識として経験を積みましょう。

慣れたら楽に採集できたりします。

要は

生息地と採集方法が分かればいつかは採集できます。

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子供達には沢山外遊びをして欲しい思いでブログを書いています。アウトドアスキルも子育ても日々精進です。3児の父となりました。

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