2018/07/21
キャンプをしてみたいけど何を揃えればいいかわからない。
やってみたけど辛いだけで全然快適じゃなかった。
いざ道具を揃えようと思ったら意外に高額な費用がかかってしまうのでもう少し安く抑えられないかな?
キャンプの便利用品っていっぱいあるけど全部揃えると大変。
本当に必要な物って何なの?
初めてキャンプをしようと思うと色々と疑問が浮かんでくるものです。
誰でも最初から
快適なキャンプはできません。
そしてキャンプっていう大きなカテゴリの中で色々なスタイルがあるかと思います。
この記事では初心者向けに芋えもんがてきとうに貧乏キャンプのノウハウを書いています。
コンセプトは
少しでも費用を抑える。
設置も撤収も楽に。
貧乏でも楽しい。
では行って見ましょう!!
目次でございます
STEP1:最初に揃える物とやってみる事
いきなり最初からキャンプ場っていうのも中々勇気がいるものです。
キャンプ場によっては
手ぶらでスタッフが手取り足取り教えてくれる所
もありますが、出来るだけスキルを身につけてからキャンプ場に行きたいものです。
STEP1で必要な物
キャンプ用の椅子(イス)
キャンプ用のテーブル
カセットコンロ
必要に応じて簡易食器(割り箸や紙容器・BBQ用食器セット等)
キッチンペーパーやお手拭など
小生が最初にオススメするのは
椅子(イス)とテーブルを用意してお弁当を食べる!
ちょっとキャンプ気分を味わいたいなら
カセットコンロを持ち出してカップ麺やインスタントラーメンなど簡単な料理を作る。
です。
カセットコンロを用意します。
小型の物もありますが、ダッチオーブンを乗せる事も可能(輻射熱には注意)なので通常サイズのコンロが良いかと思います。ホームセンターで買える食器セット。
不必要な物は外して食器類や小さなまな板、包丁などの調理器具を足します。
画像にはありませんが、おたまやヘラ、割り箸、塩コショウなどの調味料も入れる事ができます。
これを揃えれば4人家族位なら簡単で便利です。
同じのを使っています。最安ですが充分ですし、ケースはかなり使えます。キャンプ用のイスやテーブルは
大きさにもよりますが、小型なら車に積みっぱなしでもさほど邪魔ではなく必要な時に便利です。
小さいながらも意外と使えるニクイ奴です。メインテーブルとして大きいのを持っている方は、イスのサイドテーブルとしても便利です。公園など火気厳禁な所がありますのでカセットコンロの取り扱いは注意してください。
川原がオススメです。
カセットコンロは
バーナーの代わりになります。
キャンプ用ツーバーナーはカッコ良く、キャンプの醍醐味かもしれませんが、
場所も大きく取り値段も高額、ガスも高額です。
カセットコンロなら・・・カセットガスなので経済的ですね。
そこにフライパンや鍋があれば簡単な調理はできます。
画像には小さなBBQコンロがありますが、ご飯だけ持って言ってカセットコンロでおかずを作るのも楽しいですよ。
食器については樹脂製のBBQ食器セットなら食べたらキッチンペーパー等で拭いてから家に持ち帰って洗えばOKです。
気持ちのよい景色の場所へ行きお昼ご飯を食べるだけでもかなりキャンプ気分になれます。
よくあるツーバーナーはキャンプらしくてとても魅力的ですが、まずはカセットコンロで是非お試しください。
しかしカセットガスにも弱点があります。
気温10℃を下回ると火が付きにくかったり付かなかったりしてしまいます。
その点については別記事でも触れたいと思いますが、ちょっと高価なイソブタンガスなら対応できますのでおススメです。
小生は昆虫採集などがメインですのでフィールドで実践しています。
STEP2:デイキャンプをしてみよう
デイキャンプなんてカッコ良い言葉を使っていますが、BBQ(バーベキュー)をしてみようという事です。
日帰りキャンプともいいますね。
STEP2で必要な物
STEP1の道具
クーラーボックス
包丁まな板などの調理器具
食材
ファイアグリルなどの焚き火用品兼コンロ(人数によっては七輪でも可)
炭
ガスバーナー
うちわや送風機等
トング数本・炭バサミ・その他
ほとんどのキャンプ場でデイキャンプが出来ます。
川原などでも出来ますが
ゴミの持ち帰りだけはしっかりしてください。
調理器具などは持って帰ってから洗った方が楽です。
バーベキューコンロじゃダメなの?って疑問を持たれる方がいるかと思います。
大人数用バーベキューコンロは便利ですが・・・輸送時にスペースを多くとってしまいます。
キャンプスタイルにもよりますが、個人的には焚き火台兼コンロの方が
キャンプの醍醐味・焚き火も可能で肉も焼ける多用途で省スペースです。
画像は肉じゃなくてウナギですけどね・・・網を使えばコンロ代わり。
網を外せば焚火もできます。
用途的には七輪でも充分だと思っています。七輪にはやっぱりサンマ。肉でもなんでも焼けるし網を外せば焚火も出来ます。七輪の場合は地面に熱が伝わりますので、地面を選んだり板を引くなど工夫が必要です。
あくまでキャンプスタイルなのでバーベキューコンロでも大丈夫です。
焚きつけや火起こし用の着火剤は必要ないの?っていう疑問については
必要なら持って行く。小生的にはガスバーナーと風で充分だと思います。
着火剤も良いですけど地味にお金かかりますしね・・・
スムーズに着火できると・・・モテ・・・ません。
(少なくとも小生は)
リストはあくまで最低限です。
ダッチオーブン等があればより美味しい料理が作れたり、便利用品も沢山ありますので他の記事でも触れてみたいと思います。
ファイアグリルだとダッチオーブンもそのまま放り込めます。
UNIFLAMEのファイアグリルです。 偽物も沢山出回る位の人気商品。この値段で何年も使えます。品質で選ぶなら本家ですよ。STEP3:バンガローやコテージを借りてみよう
STEP2までの道具が揃ったら、まずはバンガローやコテージを借りて
キャンプ場にお泊りをしてみましょう。
STEP3で必要な物
STEP2までの物(キャンプ場によってはコンロや食材等も必要ない)
着替えや歯磨きなどアメニティ用品
ワクワク感
費用は多少かかりますが、
確実に快適で自然を満喫出来ます。
これが好きならアウトドア好きです。
資金があればこのスタイルは最高ですが、
予約が必要なのがほとんどなので、天候によっては満喫しにくかったりキャンセル料がかかってしまったりとデメリットもあります。
STEP4:車内泊ってどうなの?
最近は色々と問題視されてしまっている車内泊についてです。
車内泊をしている方は多いかと思いますが、
道の駅では寝るだけにしましょう。
キャンプをしたり火気を使うのは問題外です。
道の駅によっては温泉と食堂があって至れり尽くせりな所もあります。
快適性は車種にもよってかなり変わります。
無改造で手軽に快適な車内泊が出来るのはフラットな面が出来る車種です。
小生的が実際に乗って使ってみてオススメ車種は
トヨタ:2代目ウィッシュ(ZGE2♯型)
ホンダ:モビリオスパイク
マツダ:プレマシー(CR系CW系)
あたりです。いずれもシートを倒すと殆どデコボコの無いフルフラットになります。
200系ハイエースも乗りましたが、2WDでは悪路走破性が論外ですし、4WDは高額・快適な車内泊するには床張りやベッドキットなど改造費がかなりかかってしまいます。完成してしまえばキャンピングカー並に快適になります。
上記以外の車種でももちろん車内泊は可能です。
ホンダ・モビリオスパイクは純正装備でこんな事もできます。もちろんシートを倒せばフルフラットですので快適に眠れます。
※リアゲートを開けて換気しています
マツダ・プレマシーの車内泊、決して広くはありませんが十分寝られます。
※画像はキャンプ場です
どんな車でも色々と工夫すれば快適な車内泊も可能になります。
なんといっても費用がかからないのが最大のメリットです。
ゴミは持ち帰りでも、これ位の荷物でキャンプできちゃうのも車内泊の良い所です。
車内泊で注意したいのは
一酸化炭素中毒になってしまう可能性がある事です。
エンジンは出来るだけ切る。(寒いと寝ぼけてかけてしまう事がある)
少しでも窓は開けて必ず換気をしましょう。
この点についてはテントでも同様です。
安全に楽しむ事が大切です。
STEP5:オートキャンプ場デビューしてみよう
ついにここまでやってきました。オートキャンプ場といえば
車を横付けでキャンプが出来るサイトになります。
設置・撤収まで全て自分でやらないといけませんが、キャンプの醍醐味を味わえます。
水道や電源などが付いている施設も多くありますが、ここでは水道なし、電源なしで炊事場があるのを想定して最低限必要な物を載せていきたいと思います。
STEP5で必要な物
STEP2までの物
食器用ハンギングドライネット(食器干し)
食器洗い用品
着替えや歯磨きなどのアメニティ用品等
水用タンク
ランタン(テント用LEDとハンディライト・ガスランタンやガソリンランタン等)
テント(安いのでも充分)
タープ(安いのでも充分)
テント内用インナーマット(無いと不快確定)
テント外用グランドシート(あると撤収も楽で便利)
強靭なペグとペグハンマー(付属品は×)
寝袋(季節にもよりますが夏を想定して最初は安いのでOK)
枕(快眠はマクラから)
寒さ対策に必要以上に暖かい服装
一気に必要な物が増えました。
食事についてはSTEP2までで揃っています。
あとは・・・家を持ち運ぶだけです。
当サイトのコンセプト通り地味でとっても質素ですが、最低限キャンプとしての機能は充分です。
※この装備なら軽自動車でも快適なキャンプが可能です
見た目からしっかりとしたい方は、テントやタープをコールマンやスノーピークなどのブランドメーカーで揃えれば良いかと思います。
当然快適にキャンプをしたいのですが、最初はなかなか上手くいかないのもこの辺りかと思います。
この最初の一泊で
今後もキャンプをするか寝心地が悪く悲惨な思いをして嫌いになるか
が分かれるとも言えます。
特に快適性で必要となるのは
テント内のインナーマット
(家でいう布団とマットレス)
枕
(快眠は枕から、これだけでもかなり眠れます)
画像はインナーマットを2枚重ねて敷いて寝袋です。
枕は普段快適に寝られる物を家から持ってきています。
テントのインナーマットについてはエアータイプなどもありますが、面倒なのでそのまま使えるタイプを使用しています。
エアータイプは快適そうに見えますが・・・劣化すると穴が開いてしまったりして久々に使う際に使えなかったという事もあります。
ランタンなどの電気類
(明るくないと怖いしキャンプの雰囲気も大事)
ハンギングドライネット
(洗い物したら・・・あれ?干すところが無い!って必ずなります)
ペグとペグハンマーについては
ペグの打ち方次第でキャンプの全てが語れる
(家の基礎と一緒で建て方次第で崩壊したりする)
と言っても過言では無い位重要です。
画像はエリッゼステーク
他のキャンパーから見てペグの打ち方で素人か玄人か見分けられているかもしれません・・・
あと最も重要なのは寒さ対策です。
キャンプ場は場所にもよりますが、
真夏でも寒いので、季節を一つ先取りした服装で行きましょう。
寒いのが一番最悪です。
この記事では大雑把に触れていますが、他の記事でもう少し詳しく書いて行こうかと思います。
使用している物、推奨する物はこちらです。 たまたまホームセンターで購入したのがコレ。チビ2人と親2名でギリギリ、3人なら充分なスペースがあります。3年は使用していますがまだまだ大丈夫。設置も簡単で持ち運びも軽くて良いですよ。 人気のキャプテンスタッグマット。これの偽物を買いましたが後悔しています。 持ち運びはまあまあかさばります。1枚だと子供は大丈夫ですが、大人は足が出てしまいますので2枚あればほぼ快適に寝る事が出来るかと思います。銀マットを敷いた上に重ねて使用すると良いです。STEP6:自分のキャンプスタイルを見つけよう
オートキャンプ場デビューが終わってキャンプって楽しいって感じたら・・・
もっと自分色にキャンプしたいな~
って欲が出てきます。
何より重要なのは基本です。
とりあえずキャンパーとして形になってきたら
テント・タープに装飾をしてみる
もっと便利に快適装備を導入してみる
ダッチオーブンを導入して料理の質をアップ
ランタンスタンドでお洒落に
ツーバーナー導入(予算と積込スペースがあれば最初からでも)
調理専用台を導入
星を見る用に長椅子を導入してみる
子供達の遊び道具を持って行く
キャンプ+α(釣りや虫捕り等)をしてみる
温泉に行く
etc・・・
自分のキャンプスタイルに合わせて色々な物を追加してみましょう。
まとめ
如何だったでしょうか?
キャンプは簡単に言ってしまえば
野外に家の機能を持って行くのです。
当然快適な訳がありませんし、道具を選んでいるとキャンプ用品は小型で便利な程高価なのが分かるかと思います。
それでも
家庭用品で代用できるものはカセットコンロを筆頭に沢山あるのです。
カセットコンロ(最悪は炭が無くても熱源になる。燃料も安い)
フライパン(鉄板や網が無くても何でも焼けます)
鍋(ご飯も炊けるしお湯沸かせるし、テフロン加工ならフライパン代わりにもなる)
などなど・・・
テントはホームセンターで1万円以下でも何年も充分に使えますし、輸送スペースがあれば
家庭の布団をそのまま持ち込んでもOK(湿気ますが)です。
費用をそんなにかけなくてもキャンプは出来ちゃいますね。
キャンプは楽しみながら何度も失敗を重ねて上達するものです。
そもそも初めてだとテントをスムーズに建てれませんから。
忘れ物なんかしょっちゅうしますし、もっとこれがあれば便利だな・・・など、アイデアが出てきたりもします。なので
失敗を恐れずにガンガン楽しんじゃいましょう。
そして必要だと思ったアイテムを買いましょう(^^
キャンプで満天の星空を見よう。
天の川が見られるかもしれませんよ(^^
とりあえず殴り書きしただけですが、今後はもっとコンテンツとしてキャンプノウハウを増やしていきます。
乞うご期待!?
ではでは失礼しました。